本帖最后由 光明之心 于 2021-11-12 12:04 编辑
p站阿笠转的人喵恋 求会日文的大佬帮忙翻译下
来源https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16367507
「ニ"ャ〜〜〜〜!!」
「おいニャース!なんでアイアントに追われてるんだよ!」
「すまんニャー!!」
山中を歩いていたサトシ、ゴウ、コハルは、怒ったアイアントを引き連れたニャースと共に、森の中を逃げ回っていた。
「あっ!あそこに洞窟が!」
「とりあえずあの中に逃げ込もう!」
「うん!」
「いったた……あ、あれ?ゴウとサトシは?」
意を決して洞窟に飛び込んだ4人であったが、バラバラに落ちてしまった。コハルは誰かいないかと辺りを見回すと、
「……ニ……ニャッ……」
「ニャース!大丈夫!?」
瓦礫の下敷きになったニャースが倒れていた。すぐに救出し、手当を開始する。
「……う……ニャァ……?」
「気がついたのね!よかったぁ!」
(ニャ……?こいつはジャリボーイと一緒にいるやつ……)
「どうしてニャーを助けたニャ?ニャーは人のポケモンを奪う悪い奴ニャー」
「それでも……怪我してるんだからほっとけないよ!」
(ニャッ……!……ニャんていい子なのニャ……!ニャーもこんなトレーナーのポケモンになれたら……)
「あ、あのー……名前はなんて言うのニャ?」
「え?コハルだけど……」
(コハルちゃん……!……決めたニャ!ニャーはロケット団をやめて、コハルちゃんについていくのニャー!)
コハルに惚れ、そう決心したニャース。しかしその横では、
(……う、うぅ……ちょうどガス抜きしようとしてるところにニャース達が来たから……お、お腹が……)
鳴るお腹を抑え、今にも漏れそうなガスを必死で耐えていた。
……ザッ……ザッ……
「……うぅ………うん?何か聞こえない?」
「ニャ?」
そう言われ、ニャースは耳を澄ます。
ザッザッザッザッ……!
「………!こ、これはアイアントの足音ニャ!こっちへ逃げるニャ!」
「ま、待って……!」
「急ぐニャー!」
「……も、もう……限……界……」
(ニャ……!コハルちゃんはもう走れない……!ならここでニャーがいいところを見せてやるニャ!)
「かかってくるのニャ!」
ニャースはコハルを守ろうと、迫るアイアントに立ち塞がった。
「はぁ……はぁ……はうっ……!!」
ぐぎゅるるるる〜!
その時、コハルはお尻の方へものすごい勢いでガスが降りていくのを感じた。慌ててお尻を押さえるが、
「も、もうダメっ……!」
「ニャ?」
「……んんぅっ!!!」
ブッ!ブッビイイイィィッ!!
ブッボボボブバアアッ!!
ボリュウウウウウゥゥゥッ!!!
抑えきれず、大量のガスを噴射してしまった。
「……や、やっちゃった……あれ?」
恐る恐る振り返ると、先ほどまで追ってきていたアイアント達は全員気を失っていた。
「わ、私のオナラでアイアント達が……あっ!ニャースは!?」
後ろにいたはずのニャース。少し見渡すと、ニャースはオナラの衝撃で壁にめり込んでいた。
「ニャ、ニャース!大丈夫?」
名前を呼び体を揺するも、起きる気配は全くない。
「うぅ……こうなったら………ニャース、ごめんね?」
「ニャァ……?ここはどこニャ……?なんだかフワフワして……気持ちいいニャ……」
体を起こすとそこは満面の花畑だった。
「綺麗ニャ……あ!あそこにいるのは!」
花を摘んでいるのか前かがみになっているコハルを発見した。
「ニャ〜〜!コハルちゃ〜〜ん!」
軽い足取りで近づいたニャースは、そのままコハルのお尻に抱きついた。
「ニャァ……いい匂いなのニャ……」
幸せを感じているニャース。すると、
ゴゴゴゴ……
「ニャ!?なんの音ニャ!?」
地鳴りのような音が響く。どうやらその音は、今抱きついているお尻の奥から鳴っているようだ。
「なにかやばいニャ……一応ここからは離れ……ニャ!?」
迫る音に危険を感じ逃げようとするも、体が石のように固まってコハルのお尻から離れられない。その間にも音はどんどんと近づいて来て、
「や、やめるニャーー!!」
「…………ふんっ!」
ッブウゥーーーーーッ!!!!
「ニャガッ!!」
「あっ。気がついた?」
「ニャ、ニャーはどうして気絶を……」
「ア、アイアントの群れに吹き飛ばされちゃったんだよ!」
(……そ、そうだったニャか……?なにかとんでもなく臭い目に合ったようニャ……)
お尻をパンパンとはたくコハルを見て記憶を巡らすニャースだったが、コハルに微笑みかけられそんな記憶など吹き飛んだ
その後、しばらく歩くも出口が見えてこない。
(どうしよう……こんなに時間がかかると思ってなかった……またガスが……)
長時間歩き続けたことで、コハルのお腹にはまたガスが溜まってしまっていた。
(……し、しかも今度のはさっきより……)
唸るお腹から先ほどより数倍の威力だと察する。
「ね、ねぇニャース」
「なんニャ?」
「わ、私さっきのところに忘れ物したみたい!すぐ取ってくるからそこで待っててね!」
そう言ってコハルは来た道を走って戻っていった。
「一体どうしたのニャ………ん?」
暇になり近くの岩に腰を下ろしたニャース。すると足元に光るものを見つけた。
「な、なんと綺麗な石だニャー!そうニャ!これをコハルちゃんにプレゼントするのニャ!」
綺麗な石を握りしめ、ニャースはコハルの後を追った。 「……ふぅ……ここまで来れば大丈夫かな……」 かなり遠くまで戻ってきたコハル。キョロキョロと辺りを見回し誰もいないことを確認する。
「結構酷い臭いだと思うし、今のうちに全部出しとかないと……」
お腹に意識を集中し、全てのガスをお尻に集めていく。
「………!……準備よし!……んぅぅ……!」
お尻を突き出し、発射の体制を取る。すると、
「コハルちゃーん!!」
後ろから走ってくるニャースが。
「ニャ、ニャース!?」
ニャースの存在に気づいても、放出寸前のガスを止めることはできない。
「い、今は……ダメぇっ!!」
ボッボブウウゥゥウウッウウーーッ!!
「ムニャアアアアッ!!?」
溜めに溜められたコハルのオナラ。ニャースはそんな大放屁をまともにくらい、洞窟の外まで吹き飛ばされていった。
「やなかんじニャーー!」
「……ま、またやっちゃった……しかも変に抑えようとしたからガスが残っちゃったし……」
……ダッダッダ……!
「………!またアイアント達!?……そうだ!もうニャースもいないことだし、この残りガスを……んぅ……お尻にガスを溜めて……」
……ダッダッダ……!
「音が聞こえたの、こっちの方だったよな!」
「ああ、コハルが危ない!」
洞窟に響いた大音量を聞きつけたサトシとゴウ。角を曲がると、こちらに背を向けたコハルを発見した。
「コハル!大丈……」
ゴウの言葉より先に、コハルはお尻を突き出す。
「……ふうぅんっ!!」
ブッガアアアアアアッ!!
ブゴゴゴブッゴオオオオォッ!!
「むがっ……!」
「コ、コハっ……!」
「……んうっ!」
ドッブウウゥゥゥウウウッ!!!
二人が絞り出した声も、虚しく放屁音にかき消される。
「とどめに…………んっ♪」
んむっしゅううぅぅぅううーーー……
残りガスから作り上げた最高級のすかしっ屁で、コハルのフルコースは終わりを迎えた。
「……ふぅ……これでアイアント達も……ってえぇ!?サトシ!?ゴウ!?」
その後、またもや二人をオナラで気絶させてしまったコハルは、顔を真っ赤にしてその洞窟から脱出した。
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